竹富島編

竹富観光センターさんの水牛車に乗ることにしました

私たちを乗せて引いてくれたのは
かけはし君です
どこへ行っても低く積まれた石垣が続いています
「この石くっついてないんですよ〜」
と案内の兄さんが棒でつついてみせてくれました。

「これね、カーブ曲がるのが結構大変でぶつけて崩したら積みなおしてから出発なんですよ」


本当なんでしょうか
白い砂の道、ブーゲンビリアが満開です
この島唯一の2階建ての木造の建物
別の会社の水牛車に出会いました。
お互いのお客さんがお互いの水牛車にカメラを向けてて爆笑。
大きなガジュマルの木の下を長く伸びた道
「デイゴの花が沢山咲いた年は台風が沢山くるって言われてるんですよ」
三線(さんしん)を手にうたってくれたのは島唄でした
さっきの水牛車にすっかり追いつかれてしまいました。
かけはし君は1・2を争うくらい足の遅い牛君なんだそうです。
「いちばんかかったときは2時間半くらいでね、すんごい渋滞しちゃったんですよ」
安里屋クヤマさんの生家。
200年以上も昔の方の家なのですが今は子孫のおじいさんがちゃんと暮らしているのだそうです。
「観光客の人がよく勝手に中で休んでたりしてねー、おじいさんとはちあわせて驚くんですよ」
かけはし君アップ


今回は乗車人数も少なく日もそれほど差していなくて早く回れた方だそうです。
ありがとう。おつかれさま。
ちなみに写真の順番は適当です。

のんびりゆっくりと30〜40分かけて街並みを眺められるのでとてもおすすめ。
ここは重要伝統的建造物郡保存地区に指定され、昔のまんまの街並みが保存されている場所です。
大急ぎで見て回るような場所じゃないんです。

などと後半チャリンコで街中を爆走した私には言えたセリフじゃありませんが。

ブーゲンビリアは満開だし、民宿泉屋さんではちょうど着物を着せてもらった女の子が表で写真を撮ってもらっている所に出くわすし
かけはし君は途中でう○ちするし色々と楽しかったです。
もうひとつの水牛車観光会社さんはまた若干コースが違うようなので両方のコースを回ってみるのも楽しそう


あ、でも今回お世話になった竹富観光センターさんの方ではおみやげに星砂をくれましたよ。





引き続き竹富観光センターさんで自転車をお借りしてもらった地図を見ながら暴走
目指すは海 沖縄の海!!



やってきましたコンドイビーチ


待ちきれずタム男、着ていたものを脱いでます。
海です!
「イヤッホーイ!」



駆け出す私(いつ撮ったんだこんなの)

恐ろしいくらい地に足が着いていません

沖縄の海も初めてですがスノーケリングも初めて。
とはいえ遠浅の海だということも分かっていたので本格的にするつもりはなく
今回はフィン(足ヒレ)無しで入ってみました。

装備は マスク(水中メガネ)
      スノーケル
      ラッシュガード
      スノーケリングシューズ
      ウエストポーチ
      軍手

やってみてわかったのですがマスクとラッシュガード(または長袖Tシャツ)とシューズは普通に泳ぐ人にも必須アイテムですね
日焼け対策に長袖着用は当然(ふつうのTシャツだと水に入ると重くなるからラッシュガードとかがオススメ)
岩やサンゴが多い海だから素足で歩くのは自殺行為。砂浜でも日差しで熱くなってるところを歩くのに履物は必要でしょう。
ビーサンじゃ水に入ると歩きづらくなるのは大抵の人が経験していると思うのでやはり専用シューズをお勧めします。
マスクはスノーケルをやらない人は普通のゴーグルで。これはもう絶対あったほうがいいです
だってもったいないですよ見えないと。
初海で初水中撮影第一号はなまこ

ええと、異様なくらいたくさんいました
ふと足元の水にカメラをむけてシャッターを切ってみる。
「この青いの、魚なんだ!」
臆病ですぐ逃げてしまうお魚さんたち。
画像そのままだと何が写ってるんだか分かりづらいので一部トリミングしてご紹介しますね
コンドイビーチは遠浅で有名なビーチ
その上この日はお昼に向けてどんどん潮が引いていく日で歩けど歩けど膝丈くらいまでしか水がない。
それでもちょっと目をやるとたくさんの小魚が泳いでいました
天気は曇り、時々日が差し気温は29度ほど。
視界はこんな感じでした。
ちょっと濁ってるのかな
結構潮の流れがきつく感じたけど風が強かったせい?
沖へ向って歩いていると右へ右へと流されて、
夜寝る時にも流されてる感覚が残ってて笑ってしまった。
しましま発見!ミスジリュウキュウスズメダイ らしい。

ものすごい臆病。
ラヴォス… じゃなくてウニ
岩陰に隠れてました
ツマジロナガウニという名前らしい
みんな蜘蛛の子散らすように逃げてくんだから・・・(泣)
何を撮るつもりだったのかわからないけど
たぶん魚に逃げられて頭にきて適当にシャッターを切ったんだと思います。
これはこれで綺麗です
見事な保護色
目元と尾の付け根に特徴があるのですが
なんていう名前なのかわからずじまい
大物発見!
目が合ってお互いハッ!っとなってしまいました(笑)
そしてヤツは逃走
すかさずカメラを向ける私
追いかけたけど追いつかなかった〜(当然)
30センチくらいあったかなぁ
のんびり散歩でもしてたんだろうなぁ
追いかけてごめん

名前はたぶんスジモヨウフグ
ダンダラトラギス
サボテンみたいです
青いのはどうやらソラスズメダイ
しましまはタカノハダイ?ロクセンスズメダイ?
すごい蛍光色
親…子?
「よしよし、もういいだろう…」
そーっと出てきたところを激写
!?
ながーい…長〜い…
長いといえばヤツしかいない!!!

そーっと流れに身を任せて逃げました・・・
←岩の下の方横たわってるソレね。岩をぐるっとひと巻きするぐらいの長さ。

後になって判明したのですが
オオイカリナマコという体長2〜4mほどのナマコだそうです。騙されたっ!
ナマコ天国コンドイビーチ
すっかり潮が引いたビーチ

「はぁ〜パラダイスじゃ〜」


何をしているんですかタム男さん
同じ場所で。私。

上はデジカメこれはタム男の水中撮影対応使い捨てカメラで撮ったもの
明るく写ってますね
水中写真も何枚かは使い捨てカメラのものです。
使い捨てでも結構よく撮れてました。
しかも青いお魚と同系色の外観のせいか魚達がこっちに寄ってくる!とタム男がたいそう喜んでいました。
気のせいじゃないのか?
ちなみに私の防水ケースはレンズ周りがオレンジでした。
魚は逃げていました。



そして私たちはふたたびチャリで爆走。カイジ浜へ向いました。

竹富島は未舗装で砂がちな道ばかりなのでチャリンコで爆走するには実はとても危ない所です。
現に転んで大怪我してる女の子を見かけました・・・


この日のカイジ浜ですがコンドイに比べて透明度が低い… 風が強く流れが速くて砂を巻き上げてしまっている感じです。
大量の猫で有名なカイジ浜
寝てる猫に触ってもまるっきりシカトされ、一瞬死んでるんじゃないかと疑うくらい。
そのくらい人間をなんとも思っていません
コンドイにもいたダンダラトラギス。
ゴンズイの稚魚だと思う。 何に群れているのかカメラでつついてみたけどよく分からなかった。
アオヒトデ
ミスジリュウキュウスズメダイ
ダンダラスズメダイの幼魚
インドケヤリ

環形動物門 多毛鋼 ケヤリムシ目 ケヤリムシ科
イソギンチャクだと思ってました
浜辺でじっとしているとたくさんのヤドカリがえっちらおっちら歩いているのをみかけます
茂みの向うからやってきた三毛猫。
かわいい!となごんだのもつかの間

人の目の前で砂を掘ってう○ちタイム

そして用が済むとまた来た道を戻っていきやがりました

日もかげりがちになり肌寒くなってきたのでスノーケルをやめ長い事ビーチで体を乾かし、
八重山そばを食べに竹の子さんへの道のりを自転車でかっ飛ばす。

 危険<空腹

朝六時半に朝食をとって以来7〜8時間ぶりの食事
「これがピーヤシかぁ〜」

店内には有名人のサインがたくさん飾ってありました

その後も自転車をふっ飛ばし島内巡り。
おみやげもとめて地図を見ながらあっちへこっちへ。
地図を見ても迷う竹富島
同じような石垣、同じような家、同じような道が続いてるため迷ってしまい
船の最終便に間に合わなくなった人も結構いるんだそうです

ンブフルの丘を越え下り坂であまりの悪路に泣きそうになりながら
焼き物を扱っているアトリエ五香屋さんに到着。庭では焼き物体験をやられてる方がいらっしゃいました。
竹富泊なら私たちもできたんですけれどね〜。
サーターアンダギーとマンタを模った箸置きをひとつ買いお店を後にしました


迷いながらも竹富観光センターさんへ戻り自転車を返しおみやげのTシャツやらタオルやらを買い込んで
港への送迎を待つ。アイスキャンディーがおいしかったv

港へ着き船を待っている間少しだけ雨が降ってきました。
昼間はなんとか天気がもってくれて本当に良かったなどと話しつつ海の中を覗いていると
小魚の群れやスズメダイっぽい魚が泳いでいるのが見えました。

17時45分の最終便に乗り石垣島へ


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