月だけが僕らを見ていた 〜沖縄 コザ・津堅島〜



今までのあらすじ
 2006年10月沖縄 沖縄市(コザ)・津堅島 ←今回はこれ
      4月 沖縄 石垣島・黒島 
      3月 沖縄 久高島 
      2月 栃木 那須
 2005年12月 東京 八丈島
      9月 沖縄 宮古島
      8月 東京 八丈島
      7月 沖縄 本島
      5月 沖縄 石垣島
      3月 沖縄 座間味

半年も間があいたんですよ。
世間が夏だ海だと騒いでいる中、
ただひたすらこの旅のために我慢を重ね、いっそ手近な関東の海でも構わないかという
極限状態を乗り越えて…



10月5日、
やっとその日がやってきました


張り切ったわりには申し込んだパックツアーの都合上、出発は夕方、
それも前日には不幸があって新潟へ日帰りででかけていたという強行軍。
北から南へ、そしてこの旅行の数日後には大阪へ出向く用があり西へ。
あとは東を残すのみだけど、ここから東というと九十九里浜か?
などと考えているうちに上空へ。



カモン!半年ぶりの「上空はいつも晴れ」



上空1万フィート、

雪原ではありません
「ギャハ!すごい揺れ!!震度5くらい?」
台風でもないのに
ものすごい揺れにさいなまれ、
あまりの揺れにドン引きして誰も何も言いません。
機内シーンとしてました。

そんな中たまたま可笑しい話をしていたため
揺れが楽しくてしょうがなかったタム男と私(不謹慎)

いつもは窓の外の青空に釘付けになるところですが
なにしろ上を見ても下を覗いても真っ白けで面白くない。

前日までの疲れもあり少し眠る。

目が覚めてもやっぱり白い世界で、
もしかして天国きちゃったんじゃね?

とかまた馬鹿な事を考えたり。


 !

晴れ間が見えてきました
待っていたのはこれですねー。
揺れも治まりました
目の錯覚かと思いましたが
月が見えました
同じ角度で夕焼けと共に
同じく夕焼けバージョン
綺麗な満月です

19時半頃、那覇空港に到着。
ゆいレールで旭橋駅下車、
翌日の移動の事を考え、通りすがりにバスターミナルの様子を見てから
ホテルに向かう。

以前泊まったかりゆし琉球ホテルの斜向かいのアネックスエッカさんに1泊します。
だから夕飯もなつかしの『美登』さんにするか?と迷ったのですが、
もう少し探索してみよう、とパレットくもじ方面へ


県庁前駅からすぐのパレットくもじ。
その地下に飲食店街があることをつきとめ、
分かりづらい入り口を探し当ててようやくお店に


21時半頃
とりあえず泡盛で乾杯しようと、お酒のメニューはないのか
尋ねたところ
「そろそろ閉店なんで…」というお返事がw

唯一の泡盛で乾杯
はずせないゴーヤーチャンプルー
「五穀米セット」だっけかな。
こんな感じのセットが数種ありました。
下の真ん中にあるのは豆乳です。

案の定最後の客になってしまい、
ちょっと慌てる。

店員のお兄さんにどう見えたのか
「もしお酒好きでしたらここがオススメですよ」と
『くーすBARカラカラ』さんの名刺をもらいました
泡盛カクテルもあるみたいだし、要チェックです

*2010年6月追記「くーすBARカラカラ」さん店名変更したらしいです
古酒BAR&泡盛DINING「カラカラとちぶぐゎ〜」
以上、「ふる里」さんでした〜。






居残ってた店員さんに平謝りして店をあとに







    2日目〜B級街の肉祭りと昼と夜〜


うっかり朝食ナシのプランに申し込んでしまったため
前夜に酔っ払いながらコンビニで調達しておいた
パンやらサラダやらを部屋で食す。

昨晩でかける際にロビーで修学旅行生と思われる
集団宿泊客とすれ違いました。

朝食は部屋でとれてよかったと思いました。

ホテルの窓から。
いい天気です。


左手に見えるのが
以前泊まったかりゆし琉球ホテル
10時40分くらいに出るバスに乗ります。
前日に乗り場と時間をチェックしておいたので
余裕の行動。




「この旅に幸あれ…」
バスターミナル内にて

まだデイゴの花が… と思ったら違いました。
『ホウオウボク』というマダガスカル原産の花木。
大きなマメがぶら下がってたりして圧巻です

くもじ辺りの街路樹によく見かけていましたが
ずっとデイゴだと勘違いしてました。
花の時期が違うなと思って調べていたらくもじあたりの
街路樹の写真と共に
「これがガジュマルでしょうか」とか書いてる人がいて
ひっくりかえりそうになったw

私も同じような間違いするところでしたが
「太陽まぶしっ!」


バスは北を目指してひた走ります
青空に気持ち良さそうにはためく
日米の国旗


普天間基地周辺です
柵の向こうは〜 外国〜

想像していたよりキレイで開放的な印象。

学校のような場所なのか、
子供達が遊んでいるのが見えました
バスに揺られる事1時間ちょっと。
那覇を離れ普天間を通り過ぎ、読み方の分からない
地名のバス停(3つくらいしか読み方当たらなかった)を
いくつもこえて沖縄市へ

←写真小さくしちゃったら読めなくなりましたが
目的地「胡屋」(ゴヤ)に到着。
バスターミナルから730円
コザ一番街のアーケード。
沖縄県下で最初にアーケード化した商店街
なのだとか。
バス停降りてすぐの日陰だったのでふらりと
入り込んでみましたが


静かでした
「明日のためにバスの時間チェックしとかないと!」
引き返して時刻表チェック
アーケード街は通らず国道沿いを歩く。


やがて左手に見えたのが中央パークアベニュー
白を基調としたアーケードがオシャレ
今回の旅の中心地的な場所でもあります
この先には嘉手納基地が。
パークアベニューのすぐ隣の通りを入って
右手にもう見えました。
デイゴホテルさん

B級な空気ただようこのコザにおいて、
「コザのA級ホテル」といわれている、リピーター率の高い
ホテルとのことで、すごいネタの予感を感じて楽しみにして
きました。

スポーツ選手の合宿にも使われることがあるそうです

入り口正面、シーサーがお出迎え

シーサーの横の階段を登ってロビーに到着。
フロントがロビー奥なのでちょっと戸惑うw

建物も内部も昨晩1泊したホテルより全然キレイで、
リゾートホテルと言ってしまうと大げさになってしまうけれど
ビジネスホテルと言ってしまうにはもったいない雰囲気。
こじんまりしているのに狭っ苦しさを感じない不思議。
「ベッドが3つー!」

ゆとりのある広い部屋ー!
銘入りシーツ
窓の外の風景

ベランダに洗濯紐も付いてて大助かり!
窓の外、右手奥ショッピングモールコリンザの向こうには
嘉手納基地があるのです(写真中央の奥に写っているのが
コリンザ、右手手前はタム男)
「それじゃ、コザ徘徊に出発しますか」
ロビーを出てすぐのところにあるレリーフ、デイゴの花。

ホテルのマッチの箱に描かれているのと同じ柄。
マッチは可愛いので使いもしないのに2箱GET。



写りこみというウザイ技を覚えたタム男
「ネコいそう。ネコいないかな〜」


何をしに来たんだか
謎の置き去りハンバーガー
ネコ発見!  …シーサーでした

青い空に白い色が眩しい
デイゴ…?なのか
青空によく映えてました

ホテルを出てすぐの、中央パークアベニューの裏にあたる道はそのまま進むと
沖縄独特のお墓がたくさんある場所に行き当たりました。



少し戻って今度は中央パークアベニューへ出てそのまま直進、
ホテルの窓から見えたショッピングモール・コリンザに到着。

…たぶん、この辺りでは一番高い建物です。
だとしたら上るといいんじゃない…?


正解でした
上の写真右手に写っている中央パークアベニュー
気持ちよくまっすぐ伸びる白いアーケード
ちょっと左にずれたところにはちゃんとホテルが
見えました
「雲に手が届きそうですよー」
北側の風景 高速道路と沖縄環状線が併走。
左手の広大な土地が嘉手納基地
滑走路が見えました。

ぼーっと眺めていたら何かが着陸したのですが
この頃騒がれていた某国への偵察機
WC135C… なわけないですね、はい。

左手から中央へのびているのが高速道路と環状線、
奥の中央から右手にかけては嘉手納基地


屋上はこんなにも絶景が広がっているのにひと気がなく、
おかげでのんびりとできました。
とはいえものすごい風が吹いていたので微妙に疲れてお腹もすいたし
降りて昼食をとりに中央パークアベニューへ戻りました。



通りには何軒か食事処がありましたが、
いい匂いと「食べ放題60分1260円」につられて
焼肉 清龍』さんへ
「ほんとに1260円で肉が食えるんですかね〜?」

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