2日目
朝の風景 やっと全貌の分かった景色 前方には三原山 夏に行った底土ビーチもすぐそこにあります |
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中庭 |
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腰より低い窓枠・・・ 普通開かないようになってると思う・・・ |
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底土湾から出航したかめりあ丸(たぶん) 10時間くらいかけて東京竹芝桟橋へ帰ります |
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今日は1日温泉巡り プラス1万プロジェクトの一環、「プラス1万パスポート」提示で温泉1箇所無料になるのです 夏にここへ来たときに気づいたすごく気になる温泉・・・ そこへ行くのが最大の目的なのです しかし温泉地は三原山をはさんでほぼ反対側。 いくら島とはいえ当然歩いて行ける距離でもなく、何しろ寒いので自転車でもヤバい バスの運行表を見ると向こう方面へ行くのは1日2〜3本 ( ;゚Д゚ ) 完全にそのタイミングをはずしてしまっていたので ロビーでタクシーを呼んで向かうことにしました |
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「あそこの温泉だったら、バスも出てるでしょ?( ̄ー ̄)」 タクシーの運ちゃんとこんな感じで話がはじまり あとはもう運ちゃんの八丈島うんちく話で盛り上がる いちおう島の歴史や流罪に関する資料には軽く目を通してきましたが こうやって人の口で語られたほうがずっとわかりやすい。 長くなるのでここでは割愛(^^ 〜ダイジェスト〜 “るにん”と“流人”…ひらがなは昔は誰でも読めた文字。 政治犯や知能犯、ちょっと身分の高い?罪人を運ぶときにはひらがなで表記されたそう。 一方どうでもいい?町のチンピラ風情を運ぶときは漢字で表記されたそうです 動物…徳川綱吉の生類憐みの令の時代、 そそうしたカラスも殺されることなく、餌を与えられながら島へ運ばれ島でカゴから放たれたんだそう。 運ぶ人もたまったもんじゃなかったと思う 映画「るにん」のモデルとなった史実について…あらすじ全部語ってくれました(笑) 「抜け船」といって島から脱出する行為で成功した例は記録されているもので1回しかないそうで、 それ以外は捕まったり、あるいは黒潮を乗り越えられず難破したり。 映画はその成功例をもとに作られているのだそう 本島から遠く離れた小島なのにずっと昔から人が住み、 流刑地として数百年やってきた独特すぎる島の文化はとても興味深いです |
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そんな話を聞きつつ八丈小島が見えたのでパシャリ。 「大坂トンネル」付近は絶景ポイントとして知られているのに 運ちゃんてばガイドしないんだから(笑 |
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そうして約30分 ついに到着 |
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ブルーポートスパ ザ・BOON |
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そう、ここでブーンするのが旅の目的(爆) 「ブーン♪」 楽しそうなタム男 |
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まず「ここ、やってるよね?」と思ったのが最初の印象w 人の気配が・・・ でもちゃんと営業していてお客さんも数人来ていました。 若い女性2人組みと小さい子を伴った親子連れ。 どうでもいいのですが島へ来てようやく若者に出会いました(爆) 午前11時、さっそくお湯へ♪ ここは露天はなくガラス張りの室内から景色が見えるというつくり。 天窓からは流れる雲が見えました。 お湯はにごり湯。鉄のさびたような茶色い色をしています。 ジャグジーとサウナが完備。 でももっと何かがあると思っていたのですよ(´∀`;) それほど長く浸かってもいられないので30分ほどで上がって着替える 八丈牛乳を飲みつつバスの運行表とにらめっこしながら グダグダと次の温泉へどうやって移動しようか相談していると 同じようにロビーでくつろいでいた女性二人組みが声をかけてきました 「あの、よかったら乗っていきませんか?」 神 光 臨 (宮古以来3回目) お二人は私たちと同じく昨日やってきて、レンタカーで島1周をしたら2時間で終わってしまい、 あとはホテルで昼寝したという、なにかどこかで聞いたことのあるような旅行程に親近感を持つ 「これからの予定とか全っ然決めてないんですよ〜何しようかな(*´∀`*)」 私たちと似たような人がいました そんなこんなでレンタカーは『みはらしの湯』に到着 |
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神々(笑)と3ショット 真ん中はタム男 |
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みはらしの湯はかなり有名な温泉らしく 黒潮のマスターからも薦められたので来てみることにしたのですが もうすごい 吹きすさぶ風を少し我慢して表の露天へ浸かると絶景 三原山から伸びる裾野の海岸線、一面の海、その海のはるか70km向こうにある青ヶ島の島影もうっすらと。 ぼんやりと海を眺めながら浸かっていると 「あれ、青ヶ島・・・?ですよね」 と一人で来ていた女性に声をかけられる。 話を聞くと地元の方で、ここへは何度か来ているけれど「島が見えるとは思わなかった」とか。 そして 「夜に来ると星が見えてすごいですよ」と次の旅の目的を与えてくれました 他にも泊まっているホテルを告げると 「そこ、夏にやる映画の「トリック」の撮影に使われてたんですよ! 仲間由紀恵さんとか阿部寛さんとかあとほらあのヅラの刑事さんは すぐそこの裏見ヶ滝温泉で温泉に浸かったとたんブワって毛が生えるみたいなシーン やったみたいで」 ( Д ) ゚ ゚ そんなとんでもない話を聞きながら 1時間近くずーっと浸かり、景色を十分目に焼き付けて上がって着替えを済ませていると なにかあわただしい動きをする人たちが。 なんだろうと思っていたら 「テレビ東京の者ですが、今からここ男性のカメラマンが通るのですがよろしいでしょうか」 ( ;゚Д゚) |
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撮影隊を逆撮影 あのカメラマンの向こうがお風呂です。 皆寒そうだな〜 入っちゃえばあったかいのに |
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ここでも八丈牛乳をいただく。 風呂上りには牛乳だよね! |
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バスの時間まで近くを散策。 | ||
灯台へ行くつもりで間違えた道。 でも海へ続いている道 |
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夏のような空 でも気温は一ケタ(爆) |
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道の脇に生えていた明日葉 そうかなと思ってちょっと食べてみたら やっぱり明日葉でしたw |
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伝説記録更新 八丈島にヒョウを降らせた!(爆) 溶けてしまったけれどこのくらいの氷の粒が 突然バラバラと降ってきました 痛い…(´∀`;) |
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灯台への道脇にあった案内 | ||
八丈島灯台。 中にははいれないのです |
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ヒョウが降ったりやんだり。 雲の流れがすごく速くて 天気もころころ変わる |
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みはらしの湯へ戻る道すがらに見つけた上り階段 どこに続いているのかな |
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結局最後は草ボウボウで先に行けず。 灯台の見えるところで1枚 |
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たくさんのアロエは 花が咲いていました |
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水平線の上、 写真真ん中にうっすら青ヶ島・・・ 見えますか? |
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バスに乗り帰り道の山あいへ。 こうしてみるとただの山あいの村のように感じます |
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玉石垣。 車窓からなんとか撮影 |
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バス停「神奏東(かみなとひがし)」よりホテルの頭(笑) 午後4時過ぎ、もう夕暮れ |
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ホテル正面玄関へ続く道 なんというかほんとに・・・バブリーな |
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ロビーから見た中庭 | ||
このホテルの正面にある海岸でも撮影が行われたらしい | ||
ものすごく荒れています | ||
ロビーにあるゴージャスな階段 | ||
窓辺から中庭を望む | ||
風も強くて寒いのでタクシーを呼んでもらって夏行って気に入った飲み屋さん『梁山泊』へ クリスマスイブだってのにそれなりに人が入ってました 店長がいないので安否wが気になり勇気を出してお店の人に聞いてみると 「東京に行ってて、さっき帰ってきたばかりなんですよ。今部屋で休んでます」 生きてた〜(*´∀`*) (失礼) |
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お通し。 ずっと和食で肉っ気のない食事が続いたため これに入っていた鶏肉が嬉しくて嬉しくて |
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ウミガメの煮込み 鶏肉に似ていました |
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明日葉のてんぷら〜(2皿目) 今回はサービスでイモ天2個つきだったのです! 甘くってすんごく美味しかった〜 |
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しばらくすると店長(マスター)登場 「何ヶ月ぶりだっけ?」 「えーっと、4ヶ月!」 覚えてないくせにv(笑) |
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「なに飲む?青酎飲みなよ青酎」 と愛すべきマスターに言われて断れなかったタム男w 青酎35度を注文 するとマスターが小さい器で 青酎の70度を全部のテーブルにサービス 「樽だしだよ。70度のお酒なんて売っちゃいけないことになってるから、貴重なんだよ〜高いんだよ〜」 芋駄目な私は砂吐く勢いだったけれどタム男は嬉しそうでした。 でもなぜか私の「 と言ったら 「うん、だって、そん中にいれたもん♪」 なんてことをしやがるです!!! |
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プラス1万パスポートの梁山泊の特典 オリジナルデザートサービス 明日葉アイスしか頭になかったタム男は店員さんの話も上の空でアイスを注文 ちゃんと話を聞いていた私はメニューに載っていないケーキセットを注文 |
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( ゚д゚)「ちょっとなにそれ・・・」 タム男、頭を抱えてケーキセット注文(爆) このケーキがまた美味しいのなんのって!!! 紅茶も出していただいて、 飲み屋さんで喫茶店タイム |
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テレビでフィギュアスケートの中継やってるのを見ながら そろそろおあいその時間。 昼間のタクシーの運ちゃんからもらった名刺をお店の人に渡して 同じ会社のタクシーを呼んでもらうことにしました 目ざといタム男はしっかりと店に入る際カレンダーがあることに気づいていました。 「すいません、あの、カレンダー… ほしいんですけど!」 もはや頭が回っていないタム男が頼んでカレンダー二つゲット 普通に数字だけで下に梁山泊って入ってるシンプルなカレンダーですw (*´∀`*)「う、嬉しい!!」 マスターがいないと思ったら外でお見送りしてくれました。・゚・(つд`)・゚・。 車に乗り込むと 「温泉、どうだった?」 名刺渡しちゃったから昼間の運ちゃん来ちゃったー!w 温泉はしごしたことを言ったら驚いていましたw 指名したら悪いかなと思ってたけどもう一度会えてよかったな ところでホテルの浴衣の帯が紫色で、 「なんだかさー・・・病気のとき頭に巻くやつに似てない?」とタム男 おそらくドラマの大奥で上様とかが病気のときに巻いてたアレを言っているんだろう、と察した私 「じゃあやってみなよ」 |
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なにこの酔っ払い |